2007年8月23日木曜日

ドラマみたいな話その1。

Edit No. 180


スポーツは、時としてドラマのような展開が

現実に起こる可能性を秘めている。

先の筋書きがあらかた読める、本物の「ドラマ」に比べ、

現実で起こる「ドラマのような展開」は、

筋書きが読めない上で起こる。

観るものはその虜になり、鳥肌が立つ快感に酔いながら、

読めない筋書きの中で、その瞬間をひたすら待ち続ける。


4年前の「失敗ジャンプ」の屈辱を、

自国長野のひのき舞台で晴らした、スキージャンプ陣。


「通用しない」と揶揄、非難された大舞台で、

無安打・無得点を成し遂げた、その名の通りの英雄。


憧れのメジャー本拠地デビュー戦で、

いきなり満塁ホームランをかっ飛ばした、怪物打者。



そして昨日。

終盤8回に放たれた、それまでの4点差をひっくり返す、

逆転満塁ホームラン。

折りしも、いわゆる「特待生問題」で、

高校野球の「プロ化」が表面化した年の夏。

しかし、文字通り、最後の最後で勝ったのが、

公立校の「部活」の選手たちだった。

その事実がまた、ラストシーンを知ったあとでも、

さらに鳥肌を呼び起こす、見事な演出要素ではないか。


佐賀北高校のみんな!おめでとう!

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