ドラマみたいな話その1。
Edit No. 180
スポーツは、時としてドラマのような展開が
現実に起こる可能性を秘めている。
先の筋書きがあらかた読める、本物の「ドラマ」に比べ、
現実で起こる「ドラマのような展開」は、
筋書きが読めない上で起こる。
観るものはその虜になり、鳥肌が立つ快感に酔いながら、
読めない筋書きの中で、その瞬間をひたすら待ち続ける。
4年前の「失敗ジャンプ」の屈辱を、
自国長野のひのき舞台で晴らした、スキージャンプ陣。
「通用しない」と揶揄、非難された大舞台で、
無安打・無得点を成し遂げた、その名の通りの英雄。
憧れのメジャー本拠地デビュー戦で、
いきなり満塁ホームランをかっ飛ばした、怪物打者。
そして昨日。
終盤8回に放たれた、それまでの4点差をひっくり返す、
逆転満塁ホームラン。
折りしも、いわゆる「特待生問題」で、
高校野球の「プロ化」が表面化した年の夏。
しかし、文字通り、最後の最後で勝ったのが、
公立校の「部活」の選手たちだった。
その事実がまた、ラストシーンを知ったあとでも、
さらに鳥肌を呼び起こす、見事な演出要素ではないか。
佐賀北高校のみんな!おめでとう!

0 件のコメント:
コメントを投稿