2007年8月29日水曜日

内容も、掲載コードもギリギリ。

Edit No.181

もうすぐ起こるであろう、「ドラマみたいな話のその2」は、

起こってから書くとしよう。

達成間近!



さて、話題は変わります。

朝青龍がモンゴルに帰国。

朝潮(高砂親方)同伴。

ようやくギリギリの決断に、協会も踏み切ったか。



このまま日本で軟禁状態においておくのは、

なによりも相撲界のイメージダウンに直結する。

そして、ダダコネが明らかな「仮病」は

一向に快方の兆しを見せず、

泥沼化の様相も呈している。

「軟禁」が長引けば、国際問題にも発展しかねない。


かといって、野放しのように「帰国」を許したところで、

集いに集ったマスコミの前で何を言われるかわからない。

母国に帰ってしまえば「英雄」なのだから、

相撲じゃなくてもいくらでも生きていく手段はある。

「失うものなど何もない」人間は、何をしでかすかわからない。

国が違えば、協会の敷く報道規制も、手は届かないだろうし。


そういう意味では、「親方同伴の条件付帰国許可」は、

協会が採るべき方法を採った、ということになる。

朝潮(高砂親方)は、「療養」を監視するのではなく、

横綱の「言動」を監視するのだ。

協会が何より恐れているのは、

朝青龍の、自身を「廃業」に追い込む言動、

ではなく、

むしろヤケになって口にする、暴露話なのだ。




確かに協会内部には、朝青龍を煙たがる、

あわよくば引退させたがる空気もあるだろう。

ただ、このまま引退を「勧告」して、クビを切ったところで、

どう爆発するかわからない「爆弾」を野放しにするようなもの。

特に、別件で週刊現代に騒がれた例の一件の当事者だしね。

進行中の裁判に「不利」になる言動も、

朝青龍なら往々にしてありえる。

他、表には伝わらない、相撲界の裏の事実を知っているはずだ。

そんな爆弾が爆発でもされてみれば、

いわば、「爆発後」の火の粉が、身に降りかかるということも、

協会はよく知っているはずだ。

そういう面から、憎たらしい問題児でさえも、

大事にあつかわなければいけない立場なんだよね、協会は。



今回の一件は、横綱とは言え、大人になりきれていない朝青龍には、

「何で俺が悪いんだ?」としか思えないはず。

相撲界に長く続いた危機的状況の中で、

一人横綱を張った、自他ともに認める功労者なのだから。

「功労者に向かってこんな仕打ちかよ!」

ぐらいにでも思っているはずだ。

これまでに巻き起こした問題を、問題とすら認識せずに。



協会はこれからも、自体の尊厳や威厳を背負いながら、

「爆弾」を抱えた問題児と、ギリギリの駆け引きを強いられる。

協会が祭り上げてきた「横綱」の品格を、

著しく汚したこの憎むべき問題児と、だ。

が、残念ながら、爆弾に対抗するだけの武器は持っていない。

さぁ、どうなることやら。


※今日のブログは都合により消去される可能性があります。

2007年8月23日木曜日

ドラマみたいな話その1。

Edit No. 180


スポーツは、時としてドラマのような展開が

現実に起こる可能性を秘めている。

先の筋書きがあらかた読める、本物の「ドラマ」に比べ、

現実で起こる「ドラマのような展開」は、

筋書きが読めない上で起こる。

観るものはその虜になり、鳥肌が立つ快感に酔いながら、

読めない筋書きの中で、その瞬間をひたすら待ち続ける。


4年前の「失敗ジャンプ」の屈辱を、

自国長野のひのき舞台で晴らした、スキージャンプ陣。


「通用しない」と揶揄、非難された大舞台で、

無安打・無得点を成し遂げた、その名の通りの英雄。


憧れのメジャー本拠地デビュー戦で、

いきなり満塁ホームランをかっ飛ばした、怪物打者。



そして昨日。

終盤8回に放たれた、それまでの4点差をひっくり返す、

逆転満塁ホームラン。

折りしも、いわゆる「特待生問題」で、

高校野球の「プロ化」が表面化した年の夏。

しかし、文字通り、最後の最後で勝ったのが、

公立校の「部活」の選手たちだった。

その事実がまた、ラストシーンを知ったあとでも、

さらに鳥肌を呼び起こす、見事な演出要素ではないか。


佐賀北高校のみんな!おめでとう!

2007年8月21日火曜日

誰だ!俺のブログを読んだのは!

Edit No. 179

いや、元々皆さんに読んでいただくために書いてるのですけどね(笑)、


今日言いたいことってのは、そういうことではなくて、

とある面々が、このブログを読んで、参考にして、

こんな↓ことをやらかしちゃったもんで・・・



まったく困るなぁ。


U-17の面々も、このブログのこの提案を、

参考にしてくれているのなら、そう言ってくれればいいのにさぁ・・・。

(久々の「偶然の的中」に、俺、結構ご満悦。)


しかし、それはそうと、

小島よしおがかなりキてますねぇ。

こんな記事や、こんな情報こんな記事までが、

続々と掲載、発信されている。

まさにブレイクですね。

ようやく時代が小島よしおに追いついた。





ただ、




「ブレイク」はすなわち、

「落ちるまでの加速度」が急激に上昇した、

ということだろう。


では、その後、何に期待するか。


チュートリアルならぬ、ヨギータに期待するとしよう。


2007年8月16日木曜日

「お前らかっこいいぞ!」

Edit No.178

「お前らかっこいいぞ!」

伏見工業ラグビー部の山口良治監督(当時)が、

15年前の高校選手権での優勝インタビューで、

選手たちに向かって、泣きながらこう叫んだ。

そう。あのスポ根感動巨編、「スクール☆ウォーズ」に登場する、

泣き虫先生のモデルとなったのは、この山口監督(当時)。

ドラマよりも、リアルの姿に涙したのも、記憶に新しい。

(われながら15年前のことをよく覚えているもんだ。それだけ強烈だった。)


で、

山口監督(当時)は、この後の話には何の関係もないのだが、

「おまえらかっこいいぞ~!」

と、山口監督(当時)よろしく、叫んでやりたくなるやつら出現。





鹿児島実業男子新体操部(漢字長っ)の、

今年のインターハイでの演技。

そもそも、高校生の種目で、会場内に「笑い」が起こることは

他に類を見ない。

新体操といえば、メジャーな女子競技も、マイナーな男子競技も、

「美」を競う競技。

そんななかで、敢えて「笑い」を求める彼らの姿勢、

そして、その姿勢のみならず、

この演技を作り出す高校生のクリエイティビティーにも、

感服いたしました。

(映像内の解説によれば、これは、インターハイの名物らしい。)


一昔前の「根性・根性・ど根性」の高校スポーツからは

かけ離れたイメージがそこにはある。

もちろん、これだけの演技の研鑽を重ねる上で、

費やされる努力は並大抵のものではないことは承知している。

ただ言えることは、

高校スポーツも、自由な技術と表現力を追求する、

新しい時代に入っているということ。

そんな旗手となるべく彼ら、

「お前ら、かっこいいぞ!」

2007年8月7日火曜日

結局のところ。

Edit No. 176


結局のところ、

自分の国でも、海の向こうの国でも、

市民のものの見方を理解していない、アホなヒトたちが、

いわゆる「権力の頂点」(本人曰く)に立っているものだから、

先人の市民が身をもって培ってしまった、

悲しみだとか、痛みだとか、苦しみだとか、

あるいは、言葉では言い表せないほどの感情が、

どんどん忘れ去られる方向で、

どんどん風化される方向で、

市民の思惑とはブレまくりで、

「上同士の話」が進んでいっているのが現実なのだと思う。


時は流れる。

戦争そのものを知らない世代が増えていく。

私もまぎれもないその世代の一員だ。

ただ、事実を事実として、

あってはならないことを「あってはならない」こととして、

伝え広めていくのは、

戦争を知らない世代にもできることだし、

もしかしたら、

今の時代に生きる者だからこそ、

できる伝達手法というものもあるかもしれない。





そんなわけで、

海の向こうの市民たちは、

過去を「単なる過去の遺物」として風化させないための努力を始めた。



結局のところ、

提起するのはいつも市民だ。

市民の感覚を知らないアホな「上」の人たちは、

そんな市民たちの話は抜きにして、

聞こえないふりを続けながらも、

今日も「上同士の話」を進めていく。

結局のところ、

そういうことなんだと、思っている。

2007年8月2日木曜日

今さらジローくん。

Edit No. 175

たとえ、税金を私物化している大臣が辞任しようが、

仕事サボってサッカーやって、横綱が謹慎になろうが、

はたまた知り合いがFRIDAYに載っちゃおうが(実話)、

仕事に忙しい日々は続いていく。

そんな忙しい毎日だからこそ、週末のアクチビチーの

報告が今頃になっても、今さらジローくんってな感じでも、

しょうがないと思って許してくださいね。



土曜日は、公式行事では約10年ぶりに、母校の門をくぐりました。

学部・学科単位での同窓会があったのだけれど、

これがまた見事に同世代が一人も来ないという出来栄えで。

4世代も上の先輩や、助教授の先生にビールを注いでいただいて、

俺はいったいナンなんだ?

ただ、卒業して、専攻とは直接関係のない業界職に就いた私にとって、

アカデミックなひと時をすごせたことは、非常に刺激的でしたわ。

忘れていたのだけれど、私は、日本語のプロだったのだ。

そんな今や埋もれてしまった肩書きを思い返してしまった。

IT業界にいるくせに、日本語教師の方や大学講師、

はたまた東大研究生の先輩なんて

つながりができてしまうのだから、同窓会は面白い。


日曜日。

私が先日のブログで、

「誘ってくださいね」と、モーションをかけたら(笑)

マイミクで、リアルな隣人のravaさんが、

バーベキューに誘ってくださいました。

感謝、感激、ヒデキ還暦です!

※「ヒデキ還暦」については右のブログパーツ参照のこと。

飲んだり、お笑い論を話したり、飲んだり、家族の話をしたり、

飲んだり、ザクを眺めさせていただいたり、飲んだり、

お子さんたちとゲームをして負けてみたり、飲んだり、

花火をする約束をしてみたり、飲んだりしたわけだ。



そんなわけで、この2日間の水分補給は、ほぼビールの私。

お陰様で忙しい仕事の日々も、力強くすごしているわけです。

たとえ、飲酒してスクーターに乗ってしょっぴかれた殿が、

実は、いろいろな意味で非常にヤバイ場所で飲んでいた、

そんな事実を知っていても。