娘が泣いた日。
No.219
まぁ、親に怒られ、友だちにからかわれ、
普段アホみたいに駄々こねて泣いている娘ではあるが、
昨日の「泣き」はちょっと違った。
風邪で寝込んだ嫁の代わりに、台所に立っていた私の後ろで、
日曜18時の定番「ちびまる子ちゃん」に見入る娘。
後ろから聞こえてくるせりふで、おおよそ把握していたのだが、
今回のまるちゃんは、どうもシリアス路線っぽい。
そんなことを聞きながら、オムライスを作る私。
まるちゃんの話も終盤に差し掛かろうかという時、
たまたま嫁の様子を診に、私は寝室へと入った。
すると、娘が駆け足で駆け込んできた。
「クシャミしたら涙がとまらなくなっちゃった。」
まぁこの時点で、何が起こったかは察しがついたのですが。
私は娘と嫁を残して、台所に戻った。
すると、寝室からは、娘のうぉんうぉん鳴く声が。
あぁ、娘よ。君もテレビを観て感動する歳に成長したのだな。
が、何よりも、その感動の照れくささを隠すために、
「クシャミしてたら涙が止まらなくなった」という、
無理ありすぎな言い訳作り能力の成長にも、
私はびっくりしたよ。
そしてもうひとつ、私のDNAが確実に受け継がれているであろうことに、
また気づかされた機会でもあった。
何を隠そう、この娘の父親は、クレヨンしんちゃんの映画を観て涙した、
という伝説も持っているのだ。
血は争えない。
まぁ、そんなこんなを経て、
娘のヤツ、オムライス2口しか食わなかった。
あぁ、親心の無力さよ。
2 件のコメント:
ちびまるこちゃん
前回私も泣きました。
おかげで夕飯作れませんでした。(いいわけ)
tomokoさんどうも。
おかげ・・・・ですか?w
コメントを投稿